事例紹介

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生命保険会社『通販型保険立ち上げ時の販促物一式制作』

クライアントである生命保険会社における通販型保険の新規立ち上げに際し、顧客獲得を見据えた資料請求導線を設計し、WEBサイト構築を担当。加えて、見込み顧客向け資料や集客広告のクリエイティブを企画・制作し、複数チャネルでのコミュニケーションを展開するなどブランドのスタートを支える制作業務を担った。

担当

  • 営業

  • 制作(デザイナー)

主な制作物

  • 新聞広告
  • 雑誌広告
  • LP
  • バナー広告

提案内容を教えてください

営業:本クライアント案件に向き合うにあたって、通販型保険業界においては、既にシェア1位を築いていたA社、それを追随しているB社が他を圧倒している競合環境を踏まえ、競合各社の分析をクライアントとともに行い、どういった戦略・戦術をとれば、スピード感を持って肩を並べることができるのかといったプランの構築に注力しました。

プロジェクトの主要な工程を教えてください。

営業:通販型保険ですので、資料請求を受付けるためのサイトの構築から、見込客に送付する資料一式、集客のための各種広告といった一連の制作をほぼ半年間で制作・納品しました。

プロジェクトの中で、最も難しかった判断や壁にぶつかった局面は何でしたか?
その状況をどのように乗り越え、具体的にどんな工夫や対応を行ったのか教えてください。

営業:クライアントの競合他社は常に新しい戦術を打ち出してくるので、その情報をキャッチして対抗策を提案しなければならないのですが、このクライアントには弊社以外にも数社の広告代理店が関与していますので、その各社とのコンペも乗り越えなければいけません。もちろん、案件により勝つこともあれば、負けることもありました。

制作:媒体ごとに異なるターゲットに合わせて訴求やデザインを調整し、毎回新規提案が求められる中でアイデア創出に苦労しました。特に新聞広告では、成果を出すための『クリエイティブの勝ちポイント』を見極める判断が難しかったです。過去事例や他社事例の研究や外部デザイナーの起用などで柔軟な発想を取り入れ、精度の高いダイレクトクリエイティブを心がけました。

クライアントの課題をデザインに反映する際、特に重視したポイントはどこですか?

制作:説明が難しい商材だからこそ、情報の整理とストーリー作りには媒体を問わず最も気を使いました。特に新聞広告では、同じ紙面に競合他社の広告が多数掲載されるため、差別化を常に意識。さらに、新聞広告のメインターゲットがシニア層であることを踏まえ、読みやすさを担保しつつデザイン性も保つため、紙面には多くのデザイン技術を盛り込みました。

クライアントからの評価はいかがでしたか。

営業:ダイレクト領域の案件においては、クライアントの目標数字を達成するためにテストを繰り返して、勝ち訴求を発見し、研磨していくといった作業になりますので、目標効率が上回ることもあれば、その逆もあります。具体的な数値といった成果はお話できませんが、良い反応をもらうことが多いように思います。

クライアントが“他社ではなく当社を選んだ理由”として、どのような役割や成果を期待していたと捉えましたか?

営業:弊社は多くの金融業界のダイレクトビジネスをサポートしてきた実績もあり、特に生命保険会社のダイレクト領域を得意としていることをクライアントも知っていたので、まかせて安心と思われたのでしょう。顧客獲得を導く戦略やCR知見を存分に提案できたと思います。

本案件を経て得た知見、または今後さらに追求・挑戦したい領域はありますか?

営業:通販型保険の立ち上げは、これまでに数社経験がありましたので、その知見を活用し、成果につなげられた点に大きな価値を感じています。今後においては、保険商品において動画広告をどのように展開するのが効果的か、またSNSやAIの活用など、トライしたいことはまだまだありますね。

制作:新聞広告は結果がすぐに見えるため、「成果につながるか」を常に意識するようになりました。数ヶ月ごとに複数の新案を作り続けることで、デザイン力・アイデア力・忍耐力が鍛えられましたね。長年ダイレクトクリエイティブに携わっていますが、手法は時代とともに変化しています。柔軟な発想と学ぶ姿勢を忘れず、時代に合ったクリエイティブを追求し続けていきたいです。

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